街中で、バイクやトゥクトゥクの運転手による
デモが行われていた。
”アンコールワットはカンボジア人のものだ。
外国の企業に手渡すな!”
この背景を説明すると、
現在、アンコール遺跡は
APSARA Authority
によって管理されている。
このAuthorityは、
政府や外国の企業と強いつながりを持っているのだとか。
このAuthorityによって、
最近、多くの規制が行われている。
それに抗議しているのが地元の人々。
観光客も増え、
遺跡を守るため、管理は必要かもしれない。
その一方で、カンボジア人の手からは遠く離れていく。
以前は、地元の人々が、
のんびりと遺跡の中で、ピクニックをしていたり、
お祈りをしていたり、
家族で余暇を過ごしたりしている姿を見かけた。
しかし、今では、
遺跡内での飲食禁止、
各場所に警備員配置などにより、
地元の人々の姿は減った気がする。
観光客であふれているから。
どうあるべきなのか。