昨日は、久しぶりに
テラルネのスタディーツアー報告会に顔を出した。
私は最近、
“カンボジアでは会えるのに、日本では会えない人”になってしまっている・・・。
久しぶりにゆっくりと話しをしたかったこともあり、
事務局に泊めてもらった。
そして、今日はみんなで京都観光。
上賀茂神社へ行った。
この神社の檜皮を葺いた屋根をみて、
昔の人びとの技術と自然を活かす心に感心した。
日が良いらしく、境内では結婚式が6組も行われていた。
また、本殿の特別公開も行われており、
そこで見たのが、
狛犬と
獅子。
本殿の前には、
左に
銀色の狛犬、右に
金色の獅子が立っており、
その影として、本殿の扉にはそれらの絵が描かれている。
片方は
狛犬、片方は
獅子。
私は今まで、狛犬と狛犬、獅子と獅子の神社しか見たことがないように思う。
もともとは、エジプトの王座を守っている
ライオンが由来で、
それが中国にわったって
獅子となり、韓国では
狛犬に、
そして日本では、中国と韓国両方から文化が入ってきたため、
獅子と狛犬の両方がいるのだとか。
“ネコ科とイヌ科、一緒に並べるとケンカしそうだよね~”
と話していたのだが、どうなのだろう。
神仏融合ではないけれど、
日本の文化には、相異なるものを受け入れる精神があったのだろうか。
・・・と、そんなことを言いながら
神社の前のおいしい“さば煮”定食やで、
とろけるようなさば煮を食べ、別れを告げた。