「歴史とは抽象化された「国民の歴史」である前に、
何よりも具体的な「個人の歴史」である」
「個から出発し、個人の歴史の複数性をあるがままに肯定する」
「一人ひとりの身体の抱えている多様な戦争の記憶と歴史を
多様なままであるがままに尊重し合うことが、歴史を語り伝承する教育の原則」
(佐藤学「個の身体の記憶からの出発-戦後の歴史教育への反省」pp.305-318
『ナショナル・ヒストリーを超えて』東京大学出版より)
当たり前だけど、改めて気付いたこと・・・
教科書に書かれている歴史だって、
そこでは、何億という人々が、
それぞれの人生を、日々を歩んでいたんだよなぁ。
“ふつう”の生活を・・・