『
あなたになら言える秘密のこと』 イサベル・コイシェ監督作品。
たまたま新作以外のDVDをタダで借りれるチャンスがあったので、
前、見てみたいなとメモしていたこれを借りてみた。
どんな映画か実際あまり知らなかったのだが、
これもまた、戦争とその傷跡の絡んだ映画だった。
「生き残ったものの恥」
という言葉が、とても痛い。
戦争中、ひどいことをさせられ、
周りの多くの者が死んでいった中、
生き残った者は、自分が生き残ったことを恥じる。
10年も経てば、その苦しい出来事だって、
みな忘れていく・・・経験者以外は、と。
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最近思う。
無意識に手をとるものが、なぜかこの点に関係している。
私はやはり、この問題に取り組みつづけるべきなのかなと。
外の者が、おせっかいだとは知りつつも。