はじめて、コーヒーを作るところをみた。
コーヒー豆から、
新しい木を育てるための苗を作る。
この大きさに育ったら、植え替え。
3年すると、コーヒーの実が採れるようになる。
ちょうど収穫の時期で、
多くの人がコーヒーの実を木から摘んで、選別をしていた。
青い実は品質が落ちるので、
できるだけよりわけ、赤い実を使う。
けれど、青い実もそのまま置いておけば赤くなるので、
こちらはインスタントコーヒー用などに利用するらしい。
そんなコーヒーの実の上では犬が…。
とても自由だ。
人々は、収穫した量に応じて給料をもらう。
今日は給料日。
はかりにコーヒーの実が入った袋を載せて計量中。
この袋を持たせてもらったが、
とても重くて、まったく持ち上げられなかった。
ここの農園では、
約11.250kgで1.10ドルを支払っている。
これでも他と比べると、
レートが良い方なのだそうだ。
片道歩いて4時間もかかる山の上なので、
レートが低いと人が集まらないそうだ。
計量後は、大きな水槽にコーヒーの実を入れる。
そこに水を流すと、パイプに吸い上げられ、
重さなどでさらにより分けられ、
良い実だけが皮をむかれ、
コーヒー豆となる種だけが取り出せる仕組み。
取り出した後は、3~8日干して出荷。
ここの農園はスターバックスなどとも
提携している。
***
案内してくれた農園のオーナーの言葉。
"これからコーヒーを飲むときは、
その1杯のコーヒーが作られるまでに、
多くの人の手がかかっていることを、忘れないで…"